土浦一高附属中の生活 Q&A
本校の学校生活に関するご質問と回答を紹介いたします。
通学について
Q.自転車通学、バス通学など、認められている通学方法を教えてください。また、スクールバスの運行などがあれば教えてください。
 
A.本校における「スクールバス」は一般の時刻表にも掲載されている「路線バス」となり、以下の5便となります。
(令和5
年3月現在)

【登校時利用】
①TX研究学園駅発6:55→つくばセンター7:10→各バス停留所経由→本校敷地内7:45到着
 このバスは各バス停において乗車のみ可能かつ終点(本校)のみで降車可能となっています。
②つくばセンター発7:15→各バス停留所経由→本校敷地内7:50到着
③つくばセンター発7:26→各バス停留所経由→土浦一高前7:54到着
【下校時利用】
④土浦一高前発16:33→各バス停留所経由→つくばセンター17:05→TX研究学園駅17:20
⑤本校敷地内発18:15→各バス停留所経由→つくばセンター18:50→TX研究学園駅19:05

 つくば学園方面から通学する多くの本校生が部活動の有無に応じて④⑤に乗車しています。本校の「スクールバス」は路線バスであるため、例えばテスト期間など日課の都合で下校時刻が早い場合、普段の定期券を使って別時刻のバスに乗れることや、一時的に乗車券を購入して利用することもできるため汎用性が高いといえます。
 なお、原則として休業日は運休です。また、今後変更の可能性もありますので、必ず事前にご確認ください。
 土浦駅からは多くの便が本校前を経由しているため、特に「スクールバス」の設定はありません。一般の方同様、路線バスを利用しています。
 なお、ご家庭の都合で通学方法が曜日や季節等で変わっても問題ありません。また、バスの乗車料金等は関東鉄道バスのwebサイト等でご確認ください。(→ 検索システム|関東鉄道|
 
A.自転車通学の条件は「ヘルメット着用必須」です。距離に特に制限はなく、保護者の責任で自転車通学させることができます。
自家用車による送迎も認めていますが、地元小学生の安全な通学環境の確保、また敷地内に進入する大型バスのスムーズな旋回の観点から、7:35~7:50の自家用車による進入はご遠慮いただいております。
 近隣に有料駐車場もないため、自家用車による送迎以外に通学方法がない場合を除き、公共交通機関をご利用いただきますよう、何卒ご協力をお願いいたします。
学習について
Q.宿題は具体的にどの程度出されているのでしょうか?
 
A.各教科の授業では、学習課題を解決するプロセスを生徒相互に聞き合ったり説明したりする場面を多く設定しています。本校では主に「ピア・レビュータイム」と呼び、各授業の中に位置付けることにより、表現力を高めるとともに、自分とは違った多様な考え方のよさを理解し、学習内容のより深い理解へつなげています。このため、たとえ正解にたどり着かなくても、自分なりに考えをまとめたり、疑問点を明らかにしたりして授業に臨むことが、授業を通した学力向上に不可欠です。例えば英語では副読本の本文訳や新出単語の意味を調べるといった、オーソドックスな宿題が課されています。
 毎日2時間集中して机に向かえば、十分に取り組むことができる程度の分量と考えています。
 
Q.塾に通う必要はあるでしょうか?
 
A.塾の学習カリキュラムや学習方法、宿題の有無等は様々かと思います。
 通塾・習い事はご家庭の判断です。現時点で学校として通塾の調査は行っておりません。
 
Q.学校やクラス、授業の雰囲気を教えて欲しいです。
 
A.生徒の自主性と自立心を重んじており、相互に認め合う雰囲気があります。
 一人一人自分の考えをもって、合意形成を図ろうとしたり、話合いのプロセスから自分の考えを発展させたりしています。
活発に自分の考えを説明でき、よく聞き合える穏やかな関係です。特に正解のない課題などは、粘り強く友人の話を聞こうとする生徒が多いと思います。
 
Q.中学の修学旅行先は生徒が決められるのでしょうか?
 
A.修学旅行は教育課程に位置付けられた特別活動です。したがって、通常の授業との関連による教育的意義はもちろん、保護者からお預かりする費用による予算面など、大枠は教員や保護者の考えを踏まえ決定してまいります。それらの制約条件を生徒にも理解してもらった上で、生徒グループによるプレゼンテーションコンテストを実施し、できるかぎり生徒の考えを実現できるよう支援していく予定です。
 
Q.英語は小学校での授業程度での理解しかありませんが、附属中での英語教育についていけるでしょうか?また、もし授業についていけなくなってしまった場合、どのような対応をしていますか。
 
A.小学校外国語で身に付けるべき学力を超えた英語力は前提としていません。授業を中心とした予習や復習及び宿題等に計画的に取り組み、教員からのフィードバックを次の学習に生かすこと、分からないことは先生に積極的に質問すること等、基本的な学習習慣が身に付くよう指導してまいります。
 国数英の3教科は原則として毎日授業があることに加え、系統性のある教科は、前の単元の学習内容の定着が不十分だと新しい学習内容が定着しないため、継続して取り組むことが大切です。
 基本的な学習事項の定着が不十分と判断した場合、5時間授業日の6時間目に補充学習に取り組むこともあります。
教育課程について
Q.中高一貫校では、中高の履修内容を早めに学ぶことがあると思います。具体的にどの程度の先取り学習を実施する予定ですか?

A.原則として教科書の配列どおりに早く進める形の先取り学習は行いません。中学校の学習内容を学ぶ際に、関連の深い高校の内容に触れながら学習を進めることで、新しい単元で学ぶ内容の理解が深まったり、生徒自身の着想や疑問に応えるきっかけになったりするため、一部高校の内容に触れながら進めています。
 義務教育段階の学習内容は高校における全ての教科・科目の基礎となります。しかし、例えば数学や理科における公式や法則と呼ばれる原理の成り立ちなどは、中学卒業段階で必ずしも身に付いているとはいえない場合があります。基礎となる学習事項の理解を徹底することで、高校以降、原理・原則に立ち返り、課題の本質に迫ることができる学力を身に付けていきます。
 こうした取り組みにより、質・量ともに高まる高校での学習にスムーズにつなげ、学習内容も定着させることができると考えます。
 本校生徒は高校入学時に他中出身者160名と合流し、学年240名になります。高校入学と同時に新しい仲間と出会います。生徒同士の人間関係が固定化せず、新たな刺激を受けることは併設型中学校の大きなメリットと考えています。

Q.附属中生と高校から入学する生徒との学習進度の差はどのように調整しますか?

A.附属中生80名は高校1年生終了まで毎年クラス替えしながら学びます。高校からの入学生は附属中生がすでに学んでいる学習内容を高校1年生のうちに履修し、進度調整を行います。高校2年生からは附属中出身者80名と高入生160名を混合編制とする予定です。
部活動について
Q.現時点で設置されている部活動以外に、今後新たな部活動が開設されることはありますか?
 
A.部活動は、生徒や地域のニーズ、安全で安定したな練習環境、指導者の確保ふまえ設定しています。
本校は併設型中高一貫教育校に移行していくため、中学生年代の在籍者数は増え、高校生年代の在籍者数は減る予定です。このことから現在設置している高校の部活動の在り方や附属中生加入の可否について、検討していく予定です。
 
 
Q.貴校は文武両道のイメージがあります。部活動に取り組む生徒の割合はどの程度ですか?
 
A.部活動全体(運動部・文化部)の加入率は90%を超えています。運動部の加入率は50%ほどとなっており、文化部は兼部を認めている部もあります。なお、部活動への所属は任意です。高校進学時に所属する部活動を変更することもできます。
 
 
Q.附属中生と土浦一高生は、部活動において一緒に活動しているのでしょうか?
 
A.部活動毎に少しずつ異なりますが、練習場所をほぼ共用しているため、一緒に活動する場面が多くあります。中学3年の夏休み以降は、できる範囲内で高校生とともに、部活動を進めていく予定です。
その他
Q.一高に進学する試験は県立入試とは違いますか。進学出来ない場合もありますか?

A.原則として附属中学校を卒業すれば、高校入学となります。入学のための試験等はありません。

Q.選抜検査当日、つくばセンターからバスは出ますか?車での送迎は可能ですか?また、保護者が待つ部屋等はありますか。

A.昨年(令和3年度入学者選抜検査実施日)は、つくばセンターからの臨時バス運行及び近隣駐車場の借用が実施できました。今年度(令和4年度入学者選抜検査実施日)同様の対応となるかは未定です。受検票発送時(12月中旬)に可否を含めご案内いたします。誠に恐縮ですが、敷地内で保護者の皆様にお待ちいただくことはできません。

Q.学校で指定された靴はありますか?靴下、鞄などは指定品がありますか。また、頭髪は長さなど決まりがありますか?

A.指定品はありません。中学生としてふさわしい身だしなみを自身で考えることとなります。

Q.スマホは持って行ってもいいのでしょうか?

A.事前に許可願いをご提出いただきます。保護者との連絡ツールとしてのみ、持参可能です。

Q.送迎をする際に駐車場はありますか?

A.駐車台数に限りがあり、大変混み合いますが、全くないわけではありません。
 近隣にお住まいの方や事業所等の皆様へのご迷惑となることがないよう、やむを得ない場合を除き、公共交通機関による登下校をお願いしているところです。

Q.入学後の転居扱いについて保護者の転勤により、通学可能ではあるが茨城県外に転居した場合、引き続き通学できますか?また、高校入学前、高校入学後によって扱いは変わりますか?

A.中・高ともに個別の相談が必要となります。

Q.在校生はどちらの市町村から、通われている方が多いですか。また交通手段は?

A.附属中学校については、つくば市・土浦市がそれぞれ4割程度、牛久市及びその他の市町村が2割程度です。電車やバスの利用者が6割、徒歩・自転車が2割、自家用車による送迎が1割です。

Q.高校からだけでなく、今年度からは中学からも入学できるようになりましたが、中・高で求める人物像に違いはありますか?

A.附属中入学生と土浦一高入学生への対応は異なる部分があるものの、それは入学時の生徒の発達段階に応じた違いです。本校の育てたい人物像に違いはありません。

Q.昼食開始時間が12時50分からと遅めなのが気になっています。3時間目終了後、給食となりませんか?

A.本校は土浦市立学校給食センターより提供を受けています。生徒たちが口にする給食は、事故の未然防止の観点から、事前に検食し、異物の混入や違和感等の確認をした上で配食することとしています。給食センターから本校に給食が到着するのは11:30前後のため、3校時終了後の11:45の配食は難しくなっています。2校時終了後の10:35頃補食(持参したおにぎりなど)を認めています。